Appleギフトカードの残高はApple製品の購入だけではなく、アプリやサブスクリプションの支払いにも使えます。
この記事では、デジタルコードとカードタイプの違いを含めた、残高の確認方法や使い方をわかりやすく解説します。
Appleギフトカードをしっかり活用したい方は、ぜひ参考にしてください。
Appleギフトカードの使い方!購入から残高にチャージするまでの流れ
Appleギフトカードの使い方にはデジタルコードタイプとカードタイプの2種類があり、それぞれ少し異なります。
ここからは、その違いに注目して各タイプの使い方を説明します。
デジタルコードタイプの使い方
デジタルコードタイプは、メールに記載されたコードをApple IDに入力することで残高をチャージします。
主にオンライン購入やデジタルギフトとして使われるタイプで、受け取ったらすぐに使い始めることができるのが特徴です。
デジタルコードタイプのAppleギフトカードは、以下のサイトなどで購入できます。
- 楽天市場
- Amazon
- LINEアプリ(ウォレットタブ)
- Kiigo
購入サイトによっては、Appleギフトカードの金額に応じてポイントが還元されることもありお得です。
また、クレジットカードが利用できるので、カードタイプより手軽に買えることもメリットと言えます。
デジタルコードタイプのAppleギフトカードを購入したら、下記の手順でAppleアカウントにチャージをします。
- iPhoneのホーム画面から「App Store」アプリを起動します。
- 画面右上のアカウントアイコンをタップし、「ギフトカードまたはコードを使う」を選択します。
- Eメールで届いたデジタルコードをコピーし、入力欄に貼り付けます。または、コードを手動で入力します。
- チャージが完了します。
カードタイプの使い方
Appleギフトカードのカードタイプはデジタルコードとは違い、実際のカードを店舗で購入することになります。
以下のお店のレジ付近や、ギフトカード売り場に陳列されていることが多いです。
必要な金額のAppleギフトカードを選び、レジで支払いを済ませることで有効化されます。
支払いが完了していない場合や万引きされたカードなど、未決済のカードは有効化されていないため、デジタルコードがあっても使用できません。
カードタイプのAppleアカウントへのチャージは、以下の手順で行います。
- iPhoneのホーム画面から「App Store」アプリを起動します。
- 画面右上のアカウントアイコンをタップし、「ギフトカードまたはコードを使う」を選択します。
- カード裏面の銀色の部分を剥がすか削り、コードを表示させます。
- カメラでコードを読み取るか、手動でコードを入力します。
- チャージが完了します。
Appleギフトカードの残高を確認する方法
次に、現在の残高がどれくらいあるのか気になる場合や、チャージした金額がAppleアカウントにきちんと反映されているか確認したいときの方法を詳しくご紹介します。
Appleの公式サイトから確認する方法
Apple公式サイトでアカウントをログインすると、Apple IDの残高を確認することができます。
手順は以下の通りです。
最初にApple公式サイトにアクセスして、Apple IDの管理ページにアクセスします。
管理ページに入る際には、Apple IDとパスワードを入力するサインインが必要です。
サインイン後「アカウント」ページでApple IDの残高を確認することができます。
App Storeから確認する方法
App Storeアプリを使えば、iPhoneやiPadですぐにApple IDの残高を確認できます
まず、iPhoneやiPadでApp Storeアプリを開いて、画面上部にあるプロフィール写真か「サインイン」をタップ。
サインインしていない場合は、Apple IDでサインインします。
アカウントに残高があれば、その金額が表示されます。
表示がない場合は残高0円ということなので、チャージがうまくいっていない可能性があります。
iPhoneの設定から確認する方法
iPhoneの設定画面からもApple IDの残高を確認することができます。
まず、iPhoneの「設定」アプリを開きます。
設定画面の一番上に表示されている名前(Apple ID)をタップ。
次に、「メディアと購入」の項目をタップします。
「アカウントを表示」を選択すると、Apple IDに紐づいている残高が表示されます。
Appleギフトカードでチャージした金額もここに表示されます。
Windowsのパソコンから確認する方法
Windowsパソコンでは「App Store」アプリは利用できません。
Apple IDの残高を確認する際は、「Apple Music」アプリや「Apple TV」アプリを通じてAppleのアカウントにアクセスできます。
最初に、WindowsパソコンにインストールされているApple MusicアプリまたはApple TVアプリを起動します。
サイドバーの下部にある自分の名前をクリックします。
サインインしていない場合は、Apple IDでサインインをしてください。
残高がある場合、アカウント名の下にApple IDの残高が表示されます。
Appleギフトカードの残高のチャージに使えないときの原因
Appleギフトカードを用意したのに、チャージがうまくできないことがあります。
ここからは、そんな場合に考えられる原因について詳しく解説していきます。
すでにカードが使用済みになっている
Appleギフトカードをアカウントにチャージしようとしたときに、「このコードはすでに使用済みです」というエラーメッセージが表示されることがあります。
これは、ギフトカードがすでに使われていて、中身が残っていないことを意味します。
もし購入したばかりのAppleギフトカードでまったく使った覚えがない場合、不正利用の可能性が考えられます。
しかし、Apple公式ストアで購入したギフトカードは厳重に管理されているため、その可能性は低いでしょう。
原因がわからない場合は、Appleサポートに問い合わせて確認してもらうことができます。
もし本当にAppleギフトカードが使用済みだった場合は、購入した店舗で問題が発生しているかもしれないので、その店舗に問い合わせることも解決方法のひとつです。
有効化されていないギフトカードになっている
カードタイプのAppleギフトカードは、購入時にレジで有効化される仕組みです。
しかし、レジの通信エラーや店員のミスで、有効化の手続きが行われず、ギフトカードが未有効のままになることがあります。
購入したAppleギフトカードが有効化されていない場合、購入者側でできることは限られています。
まずは、購入した店舗に問い合わせるのが最も良い方法です。
ただし、店舗での対応が難しかったり、問題が解決しない場合はAppleサポートに相談することをおすすめします。
どちらのケースでも、購入証明となるレシートや領収書が必要になるので保管しておくことが大切です。
海外で購入したギフトカード
Appleギフトカードは、購入した国のアカウントでのみ使用可能です。
旅行中などに海外で購入したAppleギフトカードを、日本のApple IDにチャージすることはできません。
もしも海外旅行中に残高を増やしたい場合は、Apple IDの「国や地域」を購入する場所に合わせて変更する必要があります。
しかし、アカウントに残高が残っていると「国や地域」を変更できないため、残高をすべて使い切ってから「国や地域」を変更して、チャージをすることになります。
海外だと手続きがすこし複雑になりますので、残高が必要な場合は事前に国内でチャージしておいた方が良いでしょう。
コードの入力ミス
Appleギフトカードのチャージがうまくいかない場合、よくある原因の一つがコードの入力ミスです。
16桁のコードは長いため、打ち間違いが起こりやすいです。
カメラでコードを読み取れるならそれが最も確実な方法ですが、カメラでの読み取りができない場合は、慎重に確認しながら入力するようにしてくださいね。
Apple側の不具合による反映の遅れ
Apple側の不具合によって、チャージした残高の反映が遅れることがあります。
過去にはシステムトラブルが原因で、チャージの処理が完了するまで時間がかかるケースもありました。
しばらく時間を置いても残高が反映されない場合は、Appleサポートに問い合わせて確認しましょう。
この際、購入を証明できるレシートや領収書を用意しておくと、スムーズにやりとりできますよ。
Appleカードの残高が表示されない・確認できないときの対処法
ここからは、Appleギフトカードの残高が表示されなかったり、チャージがうまくいかない場合の対処法について確認していきましょう。
さまざまなトラブルが発生した際にスムーズに解決できるように、基本的な対処法を押さえておくことが大切です。
サインアウトしてもう1度サインインして確認する
Appleギフトカードの残高が表示されず、時間が経っても確認できない時は、1度サインアウトしてみましょう。
Appleアカウントからサインアウトし、再度サインインすることで、正常な状態に戻り残高が正しく表示されることが多いです。
それでも状況が改善しない場合は、システム側に問題が発生している可能性があります。
できるだけ早くAppleサポートに問い合わせて、具体的な状況を説明し、対処してもらうようにしましょう。
日時によっては問い合わせが予約制となっていることもあるので、時間がかかることを想定して、早めに連絡した方が良いでしょう。
Appleギフトカードの残高が消えた!?よくある原因とは
Appleギフトカードの残高があるはずなのに消えていた場合、驚いてしまいますよね。
こちらでは、そのような時に考えられる原因について解説していきます。
サブスクの自動更新で支払われている
Appleギフトカードの残高は、アプリやゲーム、コンテンツの購入に加え、Apple MusicやiCloud+などのサブスクリプションにも利用できます。
サブスクの場合、毎回手続きなしで自動的に残高から引き落とされるため、気づかないうちに残高が減少していることもよくあります。
たとえば、Apple Musicの引き落とし日は利用開始日と同じ日ですが、Apple Payでは翌月2日など、サービスによって引き落とし日が異なります。
もしも知らないうちに残高が減っていると感じたら、まずは自分が利用しているサブスクの引き落とし日を確認してみてください。
チャージするアカウントを間違えている
Appleアカウントを複数持っている人や、家族のアカウントをまとめて管理してあげている人だと、間違えて別のアカウントにAppleギフトカードをチャージしてしまうことがあります。
その結果、本来使っているアカウントの残高が増えていないため、「残高が消えた」と勘違いすることも。
ただし、チャージするアカウントを間違えてしまっても、Appleアカウント間で残高を移動させることはできません。
つまり間違えて入金した金額は、もう引き出すことができないのです。
チャージ前には必ずアカウント名を確認しましょう。
どちらにも該当しない場合はAppleのサポートに連絡しよう
上記で解説したようなサブスクの引き落としやアカウント間違いでもなく、他に心当たりがない場合は、Appleサポートに連絡するのが最善の方法です。
サポートに問い合わせることで、Appleギフトカードの状況や残高に関する問題について詳しく調査してもらうことができます。
迅速な対応を求めるためにも、できるだけ早くAppleサポートに連絡することをおすすめします。
Appleギフトカードの残高の使い道!
Appleギフトカードの残高が余ったときの使い道を、以下にまとめました。
- Apple製品やアクセサリを購入
- アプリやゲームの購入
- iTunes StoreやApple TVアプリでのコンテンツ購入
- サブスクリプションの支払い
- iCloud+の支払い
残高はサブスクの支払いやアプリの課金などで使うのが一般的ですが、まとまった金額が残っている場合は、アクセサリの購入に充てても良いですね。
1万円以内でおすすめなのはAirTagです。
鍵やバッグなどの大切なものを簡単に見つけることができ、注目されているアイテムです。
AirTagはAppleの「探す」アプリを使って位置を特定できるので、スマホと連携させれば、必需品のアイテムをすぐに見つけられる安心感が得られますよ。
このほか、iPhoneケースやバッテリーなどのアクセサリも、Appleギフトカードの残高を使い切りたいときに便利です。
Appleユーザーならギフトカード残高の金額で、さまざまなアイテムやサービスを選べるのが魅力。
自分のニーズに合わせて、有効に活用してくださいね。
残高を誰かに送ることはできないので注意
たとえAppleギフトカードの残高が余っていても、他の人に送ることはできません。
自分のアカウントにチャージした残高は自分のみが利用できるため、プレゼントとして使いたい場合は、新たにギフトカードを購入する必要があります。
その際、Appleギフトカードの残高を利用して新たにAppleギフトカードを購入することはできないので注意しましょう。
Appleギフトカードの残高があるのに使えない理由
まだ残高が残っているのにAppleギフトカードが使えない場合には、いくつかの理由が考えられます。
こちらでは、残高があるのに使えない理由を解説します。
残高不足になっている
購入したい商品やサービスの金額よりも、Appleギフトカードの残高が少ない場合は使用できません。
たとえば、サブスクで1,500円が引き落とされる際に残高が1,400円しかないと、金額が足りないため残高はそのままになって、支払いには使えません。
このような場合は、まず残高を確認し、必要に応じて追加のAppleギフトカードをチャージするなどして対応しましょう。
別の支払い方法の追加が必要になっている
Appleアカウントでは、残高が不足しているなどの理由で別の支払い方法の追加が必要になることがあります。
その際には、クレジットカードやデビットカードなどの支払い方法を追加して対応しましょう。
設定は簡単で、Apple IDの支払い設定からすぐに追加や変更が可能です。
iPhoneやiPadを使っている場合は、「設定」アプリを開き、「お支払いと配送先」を選ぶことで、簡単に支払い方法を追加できます。
制限がかかっている
何らかの原因でApple IDに制限がかかると、Appleギフトカードの残高を使えないことがあります。
例えば、セキュリティの問題やアカウントの確認が必要な場合などが考えられます。
もしも制限がかかってしまったら、Appleからの通知を確認してアカウントの状況を改善しましょう。
問題が解決するまで残高が使用できないことがあるため、なるべく早く対応することが大切です。
Appleギフトカードに関するよくある質問
残高に有効期限はありますか?
Appleギフトカードの残高には有効期限はありません。
1度チャージした残高が消えることはないので、いつでも使用することができます。
残高を金券ショップで売ることはできますか?
Appleギフトカードは未使用の状態であれば金券ショップで売ることが可能ですが、1度チャージした残高を金券ショップで売ることはできません。
チャージされた残高はそのApple IDに紐付けられているため、第三者に譲渡や販売することはできません。
新品のAppleギフトカードを売る場合でも、金券ショップ側が未使用かどうかの確認を行います。
残高の別のAppleIDに移動することはできますか?
残高は他のApple IDに移すことができません。
たとえ自分が複数のApple IDを持っていたとしても、残高を別のアカウントに移すことはできないので注意が必要です。
残高はチャージしたApple IDに固定されるため、利用するIDを間違えないようにしましょう。
Appleギフトカードの残高のまとめ
残高には有効期限がなく、いつでも気が向いた時に使えるのも魅力ですね。
ただし、残高が不足していたり、アカウントに制限がかかっている場合は利用できないことがあるため対応が必要です。
Appleギフトカードの残高をうまく活用しながら、上手な使い方を実践してみてくださいね。